2018年1月7日 初日練習
年明けの初日練習でした。年始一回目ということで出席人数は若干すくなめ、実際は30名くらいのメンバーと少ないスタートでした。さて、とはいっても次の演奏会は6月の第1週ともう迫っているので、もう定期演奏会の曲目の準備に取り掛かります。
今年のメイン曲はヨハンデメイ作曲の交響曲「指輪物語」です。さて、吹奏楽で交響曲というのも今ではかなりのたくさんの曲が発表されていますが、もともと管弦楽の為の曲を交響曲と定義されていた事から考えると、1988年にヨハンデメイが交響曲と銘打ってこの曲を発表したというのは吹奏楽の歴史の中でも大きな出来事だったといえます。
とはいっても過去にも以下のような著名な作曲家が吹奏楽の編成での交響曲を作曲しています。
ストラヴィンスキー:管楽器のシンフォニーズ(1947年)
ヒンデミット:吹奏楽のための交響曲 変ロ調(1951年)
H.O.リード:交響曲『メキシコの祭り』(1949年)
ジェイガー:吹奏楽のための交響曲(交響曲第1番)(1963年)
ストラヴィンスキーやパーシケッティ、ヒンデミットの時代には新しい管楽器の可能性や響きというもので挑戦された時代でした。そのため1945年~55年には現在の吹奏楽編成に近い形での交響曲が作曲されました。
ジェイガーやOリードの交響曲は今でも多く演奏されています。
その中でも1988年のこのデ・メイはモチーフの選び方、曲の作り方そして40分を超えるボリュームと、吹奏楽形式の交響曲の新しい在り方として一石を投じた作品だったといえます。
本日の練習では初見のメンバーも多数、見学者1名、新規入団者1名・・・と金管が主体でかなり大所帯になってきました。青陵は引き続き団員を募集しております。
特に木管楽器 クラリネット・フルート・ファゴットなどの木管楽器を幅広く募集しております。打楽器も新規メンバーの大募集を再開しました。
実は打楽器メンバーが今期から4名しかいません。。本当は6人くらいほしいのです。
切実です。見学に来てくださいませ。
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